ああああああああああぁッ!!!
きょ、京四郎ちゃんがーーー(大泣)!!!
鎭明と一緒に、先代に取り込まれてしまいました! ゾンビみたく抜け殻が残っていますが、え、アレ、消えないんだ…? 何で構成されているのアレ?
焦りましたが、でも正直、「ハッ! 先代もつくづく馬鹿な漢だねえ。そんなことをしても、定石通りなら、取り込んだ京四郎に邪魔されるだけなのに」と思っていましたよ。寧ろ嘲っていましたよ。
それでもピンチ、ってのが面白いとしても。
そして、セオリー通り、期待通り、京四郎ちゃんは出て来ました!
…もう一つの可能性として、「また魂だけ飛び出たんちゃうの?」とも思っていましたけど(苦笑)。
―
「……」
険しい表情はそのままに、でも、先代に取り込まれた京四郎を心配する狂。しかし、先代から長い間目を逸らすのは危険極まりない。
ゆやの京四郎を呼ぶ声を聞きながら、狂は、目の前で徐々に変化を遂げる先代を睨み続けた。
「あ、あのさ」
しかし、唐突に、狂の脳裏に響くユルイ声。狂はハッと息を飲む。
「あは。何かやばかったから、魂だけ抜けちゃった。また君の体借りることになっちゃったけど、ごめんね」
のほほん、という調子でのたまう京四郎に、狂は言い返す。心配して損した分を、怒りに変えて。
「とっとと出て行けふざけ野郎!」
「な、なんて事言うんだよ〜! ほら、ボクの体はあんなんになっちゃってるんだよ!? しょーがないじゃんかー! ちょっとの間、同居させて(はあと)。二人で力を合わせて、先代を倒そうよ(真面目)!!」
「いいから出て行けアホ毛」
なんつって。
先代もゆやちゃんも存在スルーして、思う様脳内会議で罵り合えばいいと思っていましたの事よ。
京四郎、鎭明を吸収した先代は、西洋かぶれ?
十字架イヤリング(そいや、信長の最後の器の人がキリシタンっていう設定だったため、十字架身に付けていましたね。でも先代のはただのオサレ? 孔子かぶれのエセキリシタン独裁者とか書くと、何が何だか訳が判らない)といい、シルバーアクセと思しき数々のブツといい。でも壬生を表す陰陽マークは忘れない。
何故衣裳替えをする? という小さな疑問はさて置き(変化したってのが判り易いけど)、見た目だけでなく、パワーも変わっています。
鬼神化した狂と互角、か、それ以上か…。
加えて、狂ちゃんは先代の中に京四郎ちゃんがいるかと思うと、思い切った攻撃が出来ません。
狂ちゃんピンチ!
っと、急にさ、サスケ君が!
爆発からサスケ・虎、幸村さんを助けてくれたのは、四方堂姐さん!! ラヴ〜!
京四郎ちゃんが先代に完全に取り込まれたことを教えてくれます。慌てる紅虎ですが、四方堂姐さんに引き止められました。
「……今のままじゃ いくら子鬼でも先代を完全に滅することはできないだろう… なぜなら先代の体には心の臓がないからなんっ」
……そうでした、ね、ねえ四方堂姐さん…。
コンビニで初回立ち読みした時「そういえばそんな設定でしたね、姐さん!」とか思っちゃいましたよ!
「扉」の向こうに行くためには、村正が必要。
…北斗七星消滅って、どこで幸村さんに伝わったんですっけ? はてな、記憶喪失?
朔夜さんが星見して判ったとか裏設定? ああダメだ、マジでわかんねええええ。感想書いていない回は、結構記憶していない…。コミックスで補いはするのですけれど、ね。むう。
ともかく。
北斗七星の代わりに、やっぱし護りの小太刀が活躍ですね! 四方堂姐さんが名称知っているのは何故かーってのはスルーです。
「まかしときんっ」という笑顔が素敵だから(ウットリ)。
どーすんの四方堂姐さん寿里庵いないのに! まさか雲使って大きさ合わせる訳でもないでしょうに四方堂姐さん! 天狼は狂ちゃんが持っているんですけど四方堂姐さん!
って方が気になるからー。
「扉」の中に居たら、ところ構わず驚き、声出してしまいそうなので、待ち構えるなら「扉」の前にしてね、るるたん。
るるが特別になれた訳は、先代の心臓を持っているから。とか。
ないか。
四方堂姐さんが、(先代の血肉で造られた)京四郎は稀少種ではないと言ってました。るるはひしぎの城で生まれた子供。本人は、赤い眼の子供たちとはキョウダイじゃないと否定していた…。
京一郎さんから造り直したとかでなくー?
判らないことはさておき。
四方堂姐さんの、先代への想いの深さに感服致しました。
先代を、先代の思い出をも覚えておく事で、彼はある意味、生き続けるのですね。
…先代の死に率、あーっぷ?
四方堂姐さんが先代にしてあげられるのは、あの「約束」を守る事。
そして、いつまでも、先代との思い出を、彼の良き王としての情熱を、忘れない事。
その先代は、狂を倒すため、「…最後はお前の大好きな技で送ってやろう」と言い、朱雀三羽出しました。
えー、狂ちゃん朱雀大好きなの?
続いて白虎と青龍だって三匹ずつ大放出です。王様太っ腹〜。
止めを刺そうとする先代の動きを阻んだのは、吸収されたはずの漢でした。
待ってたわ、マイ・ハニー! 京四郎ーー!!
ゆやちゃんのいうような、中から止めてるっていいうより、憑いてるように見えるんですけどまあそのへんは気にしてあげない。
「もし立場が逆なら ボクは君に手加減なんかしないからな!!」
ですって。
うわーん。京四郎ちゃんの嘘吐き! この優しい嘘吐きめ〜(大泣)。
ところで、先代の血の兵士達と闘ってる中で、一番戦力的にヤバイのは真尋たんと見切れていると思われる、ハクなんじゃなかろーか…。
「…狂…」
強い意志の元、紡がれる言葉。
「…護ろう」
真摯な眼差しに、泣き出しそうになるほどの希望を憶える。
「ボクらの手でみんなを―…」
うわあああ。
イイ! ホレボレ!
皆様、ご覧になりました?
京四郎の格好良さをー! 惚れ惚れしましたトキメキました! すんごいイイ表情!
京四郎の言葉で踏ん切りがついた狂は、先代へ斬り掛かりますが、先代の玄武発動により、四神同時発動完成。
三匹の黄龍に、再び、窮地に陥ります。
まともに黄龍を喰らってしまったかのような狂―…。
次回へ続く。
次号:至誠天に通ず!!
四聖天に通ず!!
と、ナチュラルに脳内誤変換してみたり。
真心を以て物事に当たれば、良い結果がもたらされる(いつかは認められる)。
っつーコトらしーですよ。
さて、誰の真心なのでしょうね。
天=神? に、通じる? 誠の想いが、届く?
届きますように。
四聖天復活じゃーない事はよーおく判ってるってばよコンチクショウ。
作成:2006/03/31up・WM/No.16